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トメコです。アラサー上等。やっと落ち着いた年齢になり、高級旅館に行っても違和感なくなりました。いいこともあるもんだ。
 
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西村屋本館の展示室

西村屋本館の展示室は、今回の宿泊で一番良かったことです。
心からくつろげなかったし、ご飯は普通においしかったし、温泉も印象ないし。
という中で感動させてくれたのはすばらしい収蔵品でした。

展示室は2Fにあります。階段が狭くて登りづらいのですが頑張って登ると
予想以上の収蔵品の数々がありました。
美術館と違って写真撮り放題なのでバシバシ写してきました。

漆に金箔の櫛 多数
秋野不矩 の黒猫
朝鮮の耳付き壺
唐の焼物、人物と馬
蒔絵が美しい小引き出し 文字がキーワードになって和歌を表してるんだけど、私には分かりませんでした。
有田焼の鉢

もっといっぱいありました。甲冑とかも。


「諸先生より賜りました作品、当家伝承の品々」だそうです。
老舗ってスゲー!

西村屋の朝ご飯


和定食です。
ヤマモモ、小さな粕漬けの焼魚、温泉卵、香の物、ほうれんそうのおひたし、自分であぶる干物、湯豆腐
炊き合わせは高野豆腐、サツマイモ、ひりょうず

ヤマモモ初めて食べたので(これまでは食べずに残してた)味にちょっとびっくりしました。
びっくりしたけどおいしかったので、これから食べるようにします。

夕食よりも、朝食の方がおいしいかんじしました。
その時はあんまり印象に残りませんでしたが、温泉卵が上手に作ってありました。

最近はどこの旅館でも湯豆腐が朝食にだされますが、お客さんに喜ばれるんでしょうか?
湯豆腐は味が薄くてご飯のおかずにならないと思うのですが、ビジュアル重視なんですか?
たしかに食卓で火を使うと盛り上がりますけれど、ご飯に合うの?という疑問ばかりが浮かびます。
そして仲居さんは必ず「この旅館特製の湯豆腐のタレです」っていいますね。これは面白く思います。

西村屋の夕食は普通においしい懐石

夕食は懐石料理です。

ナプキンにする手ぬぐいがありましたが、歌舞伎の絵がドーン!脇に「西村屋」の文字入りで
「・・・なぜ?」という気持ちになりました。楽しめました。
ランチョンマットみたいに机に敷いた和紙には短歌と栗の絵。

八寸
細長い黒漆の皿の上に小さな屋着物の皿が並べられていました。
イカの沖漬がおいしかった。



椀物
貝のなんかにマツタケが載ったの

向付 刺身
甘エビ、鯛、イカで海苔を巻いたの。


お肉
黒毛和牛サイコロステーキ
あれ?但馬牛と言ってた?言ってなかった?
和牛ではありましたが、もしかして遠い産地の牛だったりして。


箸休め
無花果の黒胡麻ペーストかけ


焼物
蟹のほうば焼
だけどエビのほうば焼
シーズンでもないから「カニいりません」と予約したのでエビに変更してくれました。


酢の物
サーモンとトンブリとなにか

煮物
カレイ、エリンギ、小芋


ご飯
紫蘇の実ご飯、味噌汁、香の物

デザート水がし
巨峰2粒、柿一切れ、寒天


きちんと丁寧に作ってありましたが、特別な感動はありませんでした。
特別な感動がないって、いいお味ってことですよね。
誰にでも食べてもらえないといけないし、料理人の方はご苦労ですね。

お部屋に入ってから温泉へ

お部屋は一間。
掛け軸でなくてカイツブリの絵が額に入ってかかっていました。
中庭に面した2Fで、窓からお庭が見えます。
昔からある山あいの観光地なので広い庭を作ることは難しいと思うのですが
老舗の力ってこういうこと?けっこう広い日本庭園でした。

回遊式なので回りましたが、古い木が多く、手入れがしっかりされていました。
池には立派な錦鯉がいましたよ。


お風呂は西村屋別館 招月庭へ行きました。
本館と別館は離れた場所にあるのでバスで送迎してくれます。

西村屋別館 招月庭は近代的で大きなビルです。ホテルみたい。
浴衣のレンタルもしていて、着たかったけど別料金だから断念。
まーいいや西村屋のロゴ浴衣なら、街歩いても誇らしいでしょう。とあきらめました。

招月亭はお風呂も現代的で大きなものでした。
旅館に来たのにスーパー銭湯みたい。
ロマネスク調の建築様式のミストサウナがあってウケました。
HP見ると男湯は和様式のお風呂みたいでうらやましいです。


本館のお風呂は、和風のお風呂と中華デザインのお風呂でした。
温泉の泉質については、特に覚えてません。
インパクトの無い、入りやすいお湯でした。

お料理は、作り方が上手い。別府の旅館ゆめさき

ゆめさきのお料理は、さすがのおいしさでした。
懐石では、これまで食べた中で一番おいしかったかも。
味付けがおいしい、というよりは
素材のうまさを上手に引き出しています。

調味料や高級素材でゴテゴテの旨さたっぷり料理を作るのは簡単だと思うんです。予算があれば。
でも、素材の良さとうまみを知って、それを引き出すのはお金ではできないと思います。
そこをさらっと行っているのが割烹旅館ゆめさきの料理。
じゃらんのレビューでは「量が少ない」という意見もあります。
なんだそれ。
そんなこと言う人は割烹旅館に泊まる資格ないー!!
腹いっぱい食いたいなら海の近くの民宿に泊まればよろしい。
手をかけすぎないけど、的確な手をかけたお料理は、お金で買える物ではないのです。

朝食にも感服!
奇をてらってない、正当な和定食。
でも海苔やら生卵ではなく、きちっと手をかけた煮物です。
朝から筑前煮が食べられるなんて贅沢の極みですよ。

別府温泉 割烹旅館ゆめさきの体験談

別府温泉 割烹料亭ゆめさきの体験談です。

ゆめさきは「日本一の温泉旅館大賞」を2度も受賞した名旅館です。

経歴よりも、割烹旅館ってところがキメでした。だってくいしんぼうだもん。

割烹旅館だけあって、施設は大きく立派ではありません。
じゃらんや楽天のレビュー、クチコミで「小さくて民宿みたいで残念」という意見があるほど。
でも汚いわけじゃなくて、こじんまりと心地よい空間です。
レビュー書いた人は何を見てゆめさきへの宿泊を決めたのでしょうか?割烹って書いてあるじゃん。

旅館の建物は、うなぎの寝床。京の町屋みたいです。
でもどんどんまっすぐ進んでくのがおもしろい。
木でできた廊下で、黒くツヤ光りしているのが印象的でした。
でもゆめさきのHPを見ると、今は廊下は絨毯敷きなの?
もったいないですね。

部屋は純和風の旅館です。
内装品がけっこう多い。おばあちゃんちみたい。
それが逆にくつろぎ感を演出しています。
洗面所、トイレの中年女性が好むようなレースやナチュラル絹の色なんかがおもしろかった。
自宅ではしないコーディネートなので。

町屋みたいな旅館だけあって、広くはありません。
よってお庭もこじんまり。でも日本らしいくつろぎ感を出そうと工夫しているのが感じられました。

夕食の後は東屋で遊ぶ

宮嶋温泉 庭園の宿 石亭には、宿泊室、ラウンジのほかに
東屋がいくつかあります。
予約して使うものでなく、宿泊者の共有施設です。
旅館の敷地内に3,4か所ありますよ。

・オープンエアな、岩石の洞窟のような場所
「凡々洞」という名前だそうです。石亭HPよりhttp://www.sekitei.to/shisetsu/bonbon.html
「キース・ジャレットのジャズピアノが流れています。」
うーん・・・キースジャレットか・・・気取りすぎじゃないか?

私が訪問した時は無音でした。
その静かな感じが、逆に楽しさを掻き立てるかんじ。
何もないところから楽しみを見つける、子供の時に感じた楽しさ。それを思い出させてくれる雰囲気でした。
今はキースじゃレットなの?頭使いすぎじゃないでしょうか。
「床下サロン」
お風呂上りに利き酒をしたラウンジの下のスペースです。
ガラス戸で庭と仕切られています。
低めの天井が居心地の良さを作り出します。
本やジャズのCDが置いてあって、長い時間、時間を忘れてくつろげます。
だけどナニナニ?!石亭HP見たら「江原啓之が絶賛したパワースポットです」。
・・・営業文句なの?なんだかしらけます。

石亭公式HPは、上流志向の中年が書いたような文章でちょっとウザイですね。
もてなしサービスや施設はいいのに。

石亭の夕食の続き。お刺身から

お刺身
オコゼの刺身。
大きな焼締の黒い鉢に細かな氷をしきつめ、その上へ細身の笹の葉。
そこへ刺身が乗せられています。
オコゼの顔もバッチリ載っていました。
あんまり美しくないぞ・・・。
吸い物
これまた器が面白い
灰釉の楕円の皿に、つたの取っ手が付いています。
そこへ石でできた壺。
壺といっても6角形の中が丸くくりぬかれ、その中へお料理が入っています。
壺は熱くされ、その中に焼物です。
2つの壺で、2種類の料理でした。
一つは忘れましたが、もう一つは鴨肉。味噌仕立ての濃厚なソースが添えられています。
日本食キライの方は濃い味がお好きな方が多いようですが、そんな方にも喜ばれそうな一品でした。
椀物
普通な感じで出てきたのですが・・・絵付けの蓋つき椀。
とっても個性的な絵でしたよ。
木、蝶、つくし、わらびの、ぼってりとした絵付けです。
こんな器、こんな旅館でしか使えないわ~ってことで贅沢感ひとしおです。
なんかお肉系のおしょうゆ味の煮ものでした。忘れちゃった。
アナゴ料理
石亭はもともとは穴子料理のお店だったとか?
アナゴの笹巻き、蒸しおこわでした。
糸巻きモチーフの絵付けの蓋つきの器に入ってきました。魯山人の写しかなー?

ここでオコゼの骨の揚げ物登場。
先ほどの刺身のオコゼです。
こうやって関連のあるお料理が出てくるとたのしいですね。
おこぜの骨はごっついので、ちょっと食べづらいのですが。
酢の物?サヨリのお刺身といくら。
サヨリおいしい!好き!
揚げ物
山菜の揚げ物

アナゴの骨の揚げ物。
これまた、笹蒸しおこわとのからみですね。
ご飯、味噌汁、香の物

デザートは2種類のアイスクリーム

・・・ハァハァ、一気に書き上げました。
夕食への熱い思いの現れですね・・・おなか減った・・・。

自分じゃ作れない夕食に興奮

大浴場上がってからしばらく遊んで、それから夕食を頂きました。
食べることが好きなので、とっても期待してます。
お腹の減り具合も夕食に照準を合わせて調整しておきました。(昼ご飯を食べなかったってこと)

石亭HPには瀬戸内海の海の幸を使ってるって書いてあります。
日本食、好きなんだよね~日本酒っておいしいよね~とか言いながら夕食を待つ私。

食前酒
何か忘れたけど、女性に好まれる、やや甘口のお酒。カラスのグラスに入って、氷が一つ。
日本酒を飲むのでぐいのみも用意してもらいました。
それと取り皿。美濃焼で、気を張らない絵付けがきもちいい。

前菜
染付の蓋つき鉢にて登場。鉢でかっ!
蓋を開けたら二人分でした。
ソラマメ、ハマグリ、さざえ、なます(薄切り大根で包んであってかわいい)、なんか串物たぶん貝とお魚。
仲居さんに取り皿に分けてもらいます。

椀物
鱧か白子。忘れちゃいました。写真だけみるとどっちか分かりません。
黒の漆の椀。ふたの裏には雪月花を金で絵つけ。
雪は漢字、月は蓋のフチに沿って三日月、花は桜の花びら3辺です。
味は覚えてません。というのも数日前に泊まった、別府温泉割烹旅館ゆめさきの椀物の方がおいしかったからです。

・・・お刺身以降は次の記事に書きます。

有馬温泉 西松屋の体験談

西村屋へ泊まりに行きました~
老舗旅館です、本館です。新館の招月亭じゃないよっ

玄関サイコー!
とっても歴史を感じました。
木でできた門と、看板が風格あるって感じ。
玄関前に松とか植えてありました。いいよね、純和風。

門がせまいのに、そこへ車を無理に押し込むのが老舗旅館を感じさせます。
私は門の外に車をつけて、あとは旅館の方へお願いしたのですが
ベンツとか図々しくてめんどくさがりは玄関の中まで車を突っ込むんですよね~
そんな車が3台もあって、玄関前は車と人でギュウギュウでした。


玄関を抜けるとフロントと売店と待合室。
老舗旅館だって言うわりには現代的です。ちょっとがっかり。
フロントで受付してから待合室で待たされました。
チェックインする人が多いから順番待ちです。
10分は待たされたと思う~
常連でなくて初めての客で、お金なさそうな風貌だからリピート泊もなさそうに見えるから仕方ないですね。
旅館側にしてみれば当然そう考えると思うので特に不満には思いませんでした。
私は、泊めてくれてありがとう、くらいの気持ちです。

待合室の作りも普通で、ややこぎれいな喫茶店程度。
椅子や机、掛け軸や装飾品は高級ですが、全体的には特別感はありません。
天井から蜘蛛が糸張ってぶらさがってました。

忙しそうな仲居さんが迎えに来てくれてお部屋へ案内してくれました。
さすがにしっかりしていて、忙しそうではあるけれどもそれを表に出さないし
対応も感じが良かったです。
こういうところがきちんとした旅館のいいところですね。