日本人の約半分は胃の中にピロリ菌がいると言われています。ピロリ菌がいると慢性胃炎の原因になったり、最悪の場合は胃ガンになる可能性もあります。
そんなピロリ菌の対策に一番よいのが明治乳業より発売されているLG21です。LG21にはどのような効果があってピロリ菌を退治するのでしょうか。LG21は毎日食べることが必要です。少しでも家計の負担を減らすよう、LG21の自家培養はできるのか。
自分の体験談もとにLG21ヨーグルトによるピロリ菌対策を考えて行きます。
変なものを食べたり、食べ過ぎたわけでも無いのに胃痛や胸やけがすることが無いですか?
慢性的にその症状が出るようであれば、ピロリ菌に感染している可能性が高いですよ。
ある年の健康診断での体験談です。一通り検査が終了し、先生による診断が始まりました。
メタボの一歩手前だから気をつけなさい、と注意を受けた他はとりたてて悪いところもなく、診断が終了しようとしたところでした。
先生が胃のバリウム写真を見ながらサラッと言いました「これはピロリ菌がいるね」と。
先生は続けました、「胃壁にただれた模様がある、これはピロリ菌による胃の粘膜の破壊と修復が長年繰り返されたことによって出来る模様だ」。
言われてみると、一昨年の健康診断のことを思い出します。その年の健康診断は胃に影が写っていたため、後日胃の内視鏡の検査を行いました。
検査の結果、胃には問題ないが十二指腸に潰瘍の跡があるとのことでした。潰瘍は治癒しているため検査だけで終わったのですが、その潰瘍はピロリ菌が原因だったかもしれません。
さらに先生が言うには、健康診断でピロリ菌の診断は通常行わないそうです。今年は転職した為、それまでの検査機関とは違う病院で検査を受けたのが良かったのでしょうか。
平日で他の診断者も少なかったせいなのか、先生はピロリ菌について詳しく説明してくれました。
そういえば、最近、飲みすぎると翌日の昼過ぎになって吐き気がすることがあります。これはピロリ菌が原因かもしれません。(※2)
このまま胃ガンの症状が出るまで待っているわけにはいきません。何とかピロリ菌に対応する必要があります。
(※1) 保健の適用に関しては時期や診療機関によって変わる可能性がありますので、直接診療機関に問い合わせください。
(※2) 妻には「ただの飲みすぎだバカタレ」と言われました。
ピロリ菌とは胃の粘膜に寄生する細菌です。通常胃のなかは強い酸性(pH1〜2:強塩酸)なので普通の生物は住むことが出来ません。ピロリ菌も同様に、pH4以上の環境では死んでしまいます。しかし、ピロリ菌は酸を中和する酵素を自分自身で作り出すことができるので、胃の中でも生きていけるのです。
ピロリ菌がどのようにして胃粘膜に炎症などの損傷をあたえるのかは、詳しく分かってないそうです。
中和する為の酵素や、その酵素によって出来た穴に自身の胃酸による損傷、ピロリ菌自体が吐き出す毒素による炎症など、いくつかの要因が関連している可能性が高いそうです。
日本人の約半分がピロリ菌に感染しています。ただし、高齢者になるほどその割合が高く、子供のころの衛生環境が感染率に関係していると考えられています。
ピロリ菌は自然環境のなかに存在するため、汚染された食品を食べることで感染します。ただし、ある程度成長すると免疫力が付くため、大人になってからはほとんど感染せず、多くの場合は子供のころに感染したものがそのまま住みつづけることになります。
同じ環境に住む家族の場合、すべての人間が感染している可能性が高いそうです。また、親が感染していて、子供に離乳食などを与えるときに口移しを行うことで感染する可能性もあります。
自分の胃の中にピロリ菌がいて、それがどのようなものかはわかりました。ではどのように対応したら良いのでしょう。
ピロリ菌は除菌薬をつかうことで80%程度の人が完全に除菌できるようです。ただし、薬を使うことで副作用が発生することもあり、中途半端に治療を行うことで薬に耐性のできた菌になることもあるそうです。
なにより、除菌薬を使うためには胃痛や胸やけなどの症状を発症し、診断を受ける必要があります。つまり、病気にならないと薬での治療は難しいのです。
健康診断の後に、実家へ帰る機会があり父親にピロリ菌のことを話しました。
父親は驚くこともなく「俺はLG21を食べて治った」と言うのです。なんと、ビックリ。それを聞いたこちらが驚かされることになりました。
そうです、同じ家族の場合すべての人間がピロリ菌にやられてる可能性が高いのです。というか、自分のピロリ菌は父親から伝染された可能性が高いのです。くそー。
父親曰く、すいぶん前から定期的に胃痛があり初めのころは病院で診察をうけ薬を処方してもらっていたそうですが、治らないのでその後病院へ行くことは無かったそうです。
その後は胃痛がある度に、新製品の胃薬(ガスター10とか)を買って飲んだそうです。薬を飲んだその時は良くても、しばらくすると胃痛が再発したそうです。
そんな時、新聞か雑誌かにピロリ菌とLG21ヨーグルトの記事があり、これだ!と思った父親はすぐに飛びつきました。
その後、毎日2個のLG21ヨーグルトを食べつづけた結果、胃痛が治ったというのです。
父親は今でも食べつづけているらしく、実家に帰って冷蔵庫を開けるとLG21が山の様に積み重なっています。
なんでLG21はピロリ菌に効果あるのでしょうか?昔からヨーグルトは腸に良いと聞いてましたが胃にも良いのでしょうか?
子供のころはヨーグルトはほとんど食べたことがありませんでした。プレーンヨーグルトは酸っぱいし、甘いヨーグルトはお菓子と思っていたので、同じカップに入ったお菓子ならプリンの方が良いと思っていました。
結婚後、妻の影響から毎日の朝食でヨーグルトが出るようになったので、酸っぱいと思いながらもハチミツをかけたりして食べていました。
その時食べていたものは、500グラムの大きなカップに入ったプレーンヨーグルトでした。
メーカーや銘柄にこだわりは無く、地元のスーパーで安売りをしていたものを買って食べてました。明治ブルガリアヨーグルトやグリコの朝食プロバイオティクスヨーグルト、メグミルクのナチュレ恵などですね。
ヨーグルトは食べていましたが、特に体調が良くなったとも悪くなったとも感じていませんでした。やはり普通のヨーグルトでは効果が無いのでしょうか?
ちなみにこれらのヨーグルトはどれも同じような味と食感でした。
食べたものは例外なく胃に運ばれて、胃酸にさらされます。胃酸は強力な酸なので胃を通過した後は、胆汁によって中和されます。胆汁は強力なアルカリ性です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌はその名前のとおり乳酸という酸性物質を生成します。酸性の物質を作り出すくらいなので、比較的酸に強い菌と言えます。
乳酸菌が酸に強いといっても、胃酸はさらに強力なのでほとんどの菌は死滅してしまいます。
そんな乳酸菌の中でもLG21は特に酸に強いため胃の中で活動することができます。それに胃粘膜に付着しやすい菌のため、胃の粘膜の奥に住むピロリ菌と戦うことが出来るのです。
LG21は胃酸にも強く、胃粘膜にも強いのですが胃の中で定住することが出来ません。
つまり、次から次へと援軍を送ってやらないとピロリ菌を殲滅することが出来ないのです。
だから、毎日ある程度の量を食べつづけることが必要になります。
効果を出る量は人それぞれですが、1日2個(112g × 2個)を8週間けた場合に1割の人でピロリ菌が消滅したという調査結果もあるようです。
ピロリ菌を殲滅する為には、すくなくとも半年程度は食べ続けることが必要と思います。
LG21は1個130円程度で販売されています。
毎日2個を半年食べつづけると
130円 × 2個 × 183日 = 47,580円
1つ1つはそれほど高いわけではないですが、毎日のこととなる大きな金額になります。
これは少しでも節約したいものです。
何とか培養してふやせないものか考えてみました。
発売元である明治乳業のQ&Aのページに以下の情報がありました。
質問
プロビオヨーグルトLG21を種菌にして自家製ヨーグルトを作れますか?
その回答
プロビオヨーグルトLG21には、他の乳酸菌が含まれていますので、ヨーグルトを作ることはできます。
ただし、LG21乳酸菌は、空気(酸素)に弱いため培養が難しく、一般家庭では同じヨーグルトを作ることはできません。
なかなか厳しいことが書いてあります。
しかし、多くの乳酸菌は酸素に弱いものです。それにまったく同じヨーグルトを作る必要はありません。それなりに含まれれば良いのです。
まぁ、とにかくLG21を培養してみましょう。
LG21菌が培養できるということは、その他の菌も増えやすいということです。
雑菌の繁殖を抑えるためにはきちんと殺菌処理をしなくてはいけません。
家庭で出来る殺菌処理と言えば熱湯処理が一番手軽だと思うので耐熱性のパイレックスを選びました。
パイレックスを選んだ理由は、
の3点です。
最初は1リッターの牛乳パックをそのまま使用することや、保温出来る水筒なども考えたのですが、殺菌や保存のことを考えてこの形になりました。
1. ヤカンに300ccほどの水とパイレックスの容器とフタをいれます。
2. 沸騰するまでヤカンを火にかけます。
3. ヤカンからパイレックスの容器とフタを取り出します。内側に雑菌が付かないように自然乾燥させます。(熱いのですぐに乾きます)
4. ヤカンに水を足して、55〜45℃になるように調整します。
5. パイレックスに牛乳を入れ、大さじ2杯程度の種となるLG21を加えます。フタをし、容器ごとヤカンに戻します。
6. 牛乳が35〜40℃ぐらいになるように温度を調整します。
7. ヤカンからパイレックスを取り出し、保温カバーで被います。
8. できるだけ暖かい部屋(20℃以上が良い)で12時間程度培養させます。
9. ヨーグルトらしい固さになっているか確認して、OKなら冷蔵庫で保存します。緩い場合はさらに培養します。
初めに入れる水の量ですが、ヤカンの大きさに合わせて適度に調整してください。パイレックスの容器がすべて水に浸かる必要はありません。蒸気の熱で十分に殺菌されます。
熱湯に水を足して温度調整するさいに、60℃以上になると牛乳が固まってしまいますので熱すぎには気をつけましょう。
ヨーグルト菌がもっとも元気に活動する温度は37℃です。20℃程度でも培養、発酵は進みますが時間がかかります。真夏日であれば、もっと早く発酵が進みます。
自家製LG21を種菌にしてヨーグルトを作ることはできません。家庭環境では菌の活力が弱くなるため雑菌が繁殖する可能性が高くなります。
ヨーグルトを作るための機械「ヨーグルトメーカー」が各社から発売されています。安いもので2000円からありますが、温度調整、タイマーなどの有無で値段が違う様ですね。
ヨーグルトメーカーの購入は検討しましたが、もともとの発想が「コストを下げたい」だったので、一晩中電源を入れっぱなしにするヨーグルトメーカーの使用はコンセプトに反すると思い手近なもので対応することにしました。
市販のLG21と同じ味がします。当たり前かもしれませんが、ちょっと驚きでした。
ブルガリアヨーグルトやナチュレ恵にくらべて、LG21は酸味が少なく食べやすいなぁと思っていました。
食べやすいのは砂糖とかステビアなど乳製品以外の添加物が入っていて調整されているからだと思っていましたが、そうではないようです。自家製LG21も同じ味がするのです。
牛乳に加える種LG21の量を大さじ1杯〜4杯の間で作り替えてみたのですが、発酵時間にはそれほど差がありませんでした。
少ないより、多い方が早く固まるような気がするのですが、種が2倍なら時間は半分というわけではないようです。種が少なくても、時間をかければきちんと発酵するようですね。
これまで買ったことの無い牛乳が近所のスーパーで安売りされていました。
買ってみたのですが、味が口に合わない(マズイ)。このまま飲むのはタマランので、期待を込めてヨーグルトにしました。
結果、元の牛乳と同じ味がしました。
ヨーグルトらしい酸味や風味が当然あるのですが、元の牛乳の雰囲気がそのまま残っています。
試しに濃厚な牛乳で作ったところ、たいへんミルキーなヨーグルトが出来上がりました。これは美味しかったです。
ヨーグルトを作る際は普通に飲んで美味しいと思う牛乳で作ることをオススメします。
LG21を種菌にしてヨーグルトを作ることが出来ました。しかし、培養したヨーグルトにどれだけLG21が含まれるかは不明です。まったく増えない可能性もあります。
牛乳1リットルは200円程度ですが、ヨーグルトを作る手間代、湯を沸かすガス代、材料購入費を考えたたうえで、効果の信憑性を考えると、製品のLG21ヨーグルトを毎日食べてた方が安上がりかもしれません。
ただし、LG21の効果によって胃の具合が良くなったと言う方が、その後の予防として食べるのであれば、自家製ヨーグルトでも良いのではないかと思います。
ヨーグルトその物は体に良いものなので、LG21にこだわらずに自家製ヨーグルトを楽しむことができれば一番だと思います。
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